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上手に減塩して健康で美味しい食生活を

2016.01.30

現代の日本人の塩分の平均的な摂取量は1日約11gです。

しかし、日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインは1日6g未満で、WHOが発表した世界レベルの塩分摂取の目標値は5gとなっています。

 

減塩のために家ごはんのススメ

外食はどうしても塩分が高く、思うように塩分を調整できません。それができるのは家で作るごはんだけ。

味噌汁一杯にしても、薄味にして野菜をたっぷり入れることで体調を整えることが出来ます。

素材の持つ甘味やうまみなど、本来の味がよくわかるようになります。

 

美味しい減塩生活のためのコツ

よく噛む

よく噛むことで、食材を舌で確かめ、よく味わうことが出来ます。
よく噛む習慣がつけば、味覚が敏感になるので、自然と薄味を好むようになります。

味見をする

どんな味なのか確かめましょう。旬の野菜は甘味も旨みもたっぷり。何もつけずにそのままがいちばんおいしいということがよくあります。

食材や調味料を量る

食材も調味料も計量する癖をつけましょう。自分が何をどれだけ食べているのかがよくわかるようになります。

料理は温かいうちに食べる

冷めたものの味は感じにくくなります。薄味の料理は、味を敏感に感じられるよう温かいものは温かいうちにいただく習慣をつけましょう。

 

手軽に減塩できる水塩スプレー

手軽に減塩ができる水塩スプレーもオススメです。

100円ショップなどで売っているスプレーボトルに入れて、おにぎりや枝豆、フライドポテトや焼き魚などなど、あらゆる料理にスプレーして使うことができます。

少しの量でも素材に塩味がまんべんなく行き届くため、おすすめの調味料です。

 

水塩スプレーの作り方

    • お湯100gに食塩25gを溶かす
    • 冷めてから調味料スプレーに入れる

これで1プッシュで塩分は約0.05gになります。

 

まとめ

今の食生活をすぐに変えるというのは難しいことですが、家でのご飯を食べる機会を増やし、薄味を意識することを通して、もう一度自分の食生活を見直す機会を持ってみましょう。
上手に減塩して健康で美味しい食生活を目指しましょう。

参考文献:35歳からの生活習慣病予防と健康のために「浜内千波の塩分1/2でもこんなにおいしい!」学校法人文化学園文化出版局(2011)

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