春が旬新玉ねぎのレシピ

2016.04.12

春に旬を迎える新玉ねぎは、辛みが少なく、水分が多くてみずみずしいのが特徴です。生食でサラダにしても食べやすく、スープにしても甘みととろりとした食感を楽しめます。

今回は、新玉ねぎの特徴やレシピをご紹介します。

新玉ねぎの旬は春です。

品種によっても変わりますが、例年3月~5月にかけて出回ります。

新玉ねぎには、通常の玉ねぎのような茶色い皮はありません。

この違いは乾燥処理の有無です。通常は長く保存するために乾燥処理するので、表面が茶色い皮に覆われています。

新玉ねぎは水分が多く、乾燥には向かないので、そのまま出荷されます。

新玉ねぎは、普通の玉ねぎと比べて辛み成分が少なく、みずみずしいので、生食に向いています。火を通さずに手軽に食べられるので、調理も楽です。

新玉ねぎの栄養素は普通の玉ねぎと変わりませんが、生食する場合は栄養素を壊さずに摂ることができます。水にさらす場合は短時間でサッと行ったほうが栄養が逃げません。

新玉ねぎに多く含まれる硫化アリル（アリシン）

辛み成分の硫化アリル（アリシン）は、コレステロールの増加を防ぎ、血液をサラサラにしてくれます。

また、ビタミンB1の吸収を促す作用があります。

ビタミンB1の働き

豚肉などに多く含まれるビタミンB1は、炭水化物・糖質をエネルギーに変える際に必要になります。また、皮膚や粘膜を健康に保つ役割を果たします。ビタミンB1が多く含まれる豚肉と新玉ねぎを一緒に調理すれば、効率よくビタミンB1を摂ることができます。

新聞紙などに包んで冷蔵庫で保存して下さい。

新玉ねぎは長期保存に向いていないので、早めに食べきって下さい。

生食の場合は、繊維に沿って細切りにして、醤油やポン酢をかけてかつお節をまぶすだけでもおいしい一品になります。

新玉ねぎはスープに入れると甘味が引き出されて辛みが苦手な人でも食べやすいです。また、おでんの具としても楽しめます。新玉ねぎは切らずに丸ごと煮込むと、ごろっとした見た目も楽しめます。

炒め物に利用する時はシャキシャキ感を活かすため、短時間で炒めるようにして下さい。

新玉ねぎは春の短い期間にしか味わえないので、ぜひサラダやスープにして楽しんで下さい。

春が旬 新玉ねぎのレシピ