スーパーフード甘酒づくり 炊飯器レシピ
甘酒は飲む点滴
飲む点滴ともいわれる甘酒は、日本に昔からあるスーパーフード。夏は冷やして夏バテ予防、冬は温めて生姜と合わせて飲むとぽかぽか体があたたまります。風邪のときの栄養補給にも最適です。
作り置きしておけば年中手軽に楽しめます。
今回は、炊飯器で作る甘酒レシピをご紹介します。
自分で作れば添加物も砂糖もゼロなので安心して飲むことができます。
甘酒は米麹タイプと酒粕タイプがある
甘酒は大きく分けると、酒粕を水で溶き砂糖を加えたものと、米麹を発酵させる2種類があります。
米麹を発酵させたタイプは砂糖を入れなくても発酵の過程で自然に甘みが出てくるので、体にもやさしいです。そのため、砂糖の代わりとして甘酒を利用する人も。ほんのりと甘みをプラスする調味料としても重宝します。
甘酒は栄養豊富な飲む点滴
飲む点滴とも呼ばれる甘酒はとても栄養豊富です。甘酒の甘さは発酵によってうまれるブドウ糖。ブドウ糖はすぐに吸収され、エネルギーになる大切な栄養素です。
その他にもビタミンB群、アミノ酸などを含み、発酵食品なので酵素も摂ることができます。
甘酒で期待できる効果
- 疲労回復
- 美肌
- 便秘解消
炊飯器で甘酒レシピ(米麹)
- 麹…400g
- 米…1合
- 水…2カップ(400㏄)
お粥を炊く
お粥の水加減でお粥モードを選択し、お粥を炊く
おかゆに冷水を加えて60℃まで冷やす
お粥が炊けたら冷水を2カップほど入れて混ぜ、発酵に適した60℃くらいまで温度を下げる
麹を袋のままほぐす
麹の袋の封をしたままもみほぐしてばらばらにしておく
お粥に麹を混ぜる
お粥にほぐした麹を加える。しゃもじで均一になるように混ぜる
保温モードで4~5時間保温して発酵させる
表面を平らにならし、保温モードで4~5時間保温して発酵させる
このときフタはきちんとしめず、隙間をあけて閉じておくか、濡れふきんをフタ代わりにかけておく
2時間ごとに様子を見てかきまぜる
画像は2時間保温した状態です。少しだけ甘みが出てきました。
完成!
お好みの甘さまで発酵したら冷ます
飲む分だけとりわけ、お好みで水を入れて濃さを調整し、温めて飲む
甘酒は冷凍保存も可能
甘酒は冷凍保存も可能です。
製氷機で凍らせておくと飲む分だけ解凍できて便利です。甘酒はカチコチには凍らず、少し柔らかいので、製氷機から取り出すときはすこし注意して下さい。
まとめ
米麹の甘酒は、炊飯器でほとんど放っておくだけで簡単にできます。徐々に発酵が進むと甘酒の甘い香りが漂ってきます。ゆっくり過ごす休日などにぜひ作ってみて下さい。