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ひとつは持っておきたい。万能でおいしい「土鍋」の魅力

2019.12.06

12月に入り、本格的に寒さが厳しくなってきました。

「温かいものが食べたい」と、夕飯のメニューに悩みながら買い物に出かけると、催事コーナーでお米と土鍋がセットで売られているのが目に留まりました。

土鍋で炊くごはんは美味しいと聞いていましたが、手間がかかるイメージでした。

展示の説明を見てみると意外と短い時間で炊けるようで、さらに、使い方やお手入れをきちんとすれば、ごはん以外にも土鍋1つでいろいろな料理を楽しむことができる「万能鍋」らしいのです。

鍋を鍋料理にしか使ってこなかったので、この冬から土鍋を幅広く活用してみようと思い、調べてみました。
 

土鍋で作れる色々なもの

土鍋は鍋肌が厚いため保温性が高く、熱をじっくり伝えるので、食材の芯までムラなく熱が通ります。

また、鍋蓋はしっかり重さがあるので、きっちりと鍋の口を塞いでくれ、あらゆる食材の旨味を逃がさないよう閉じ込めることができます。

鍋料理やごはん以外にも、土鍋は幅広くさまざまな料理で活躍してくれます。
 

 
優れた保温性
・簡単しっとりローストビーフ

①フライパンで焼き目が付くまでお肉を焼いた後、先に作っておいた漬けダレと一緒に耐熱のチャック付きビニール袋に入れます。
②土鍋でお肉が十分浸かるくらいの量のお湯を沸騰させたらコンロからおろし、袋のままお肉を入れます。
③そのまま蓋をして1時間ほど置いておきます。

(低温調理の温度は厳密に温度設定がありますが、土鍋なら蓋をしてざっくり1時間置いておくだけでOKです)

室温が低い時は、新聞紙とタオルでくるむと保温性がさらに高まるのでおすすめです。
 
・贅沢サイズのなめらかプリン
卵料理のなめらかな食感は、ゆっくりと熱を加えることがポイントです。一気に温度が高くなると「す」がたってしまうことがありますが、土鍋を使えば幸せな量のなめらかなプリンを作ることができます。
 
・ふっくらあたたかパン
土鍋の保温性はパンの発酵にも役立ちます。温度を長く一定に保ってくれるおかげで、お湯や湯気を利用して室温に関係なく簡単に温度が管理ができるので発酵も楽にできます。
そのまま土鍋をオーブンに入れて焼き上げることができます。
 
便利な耐熱性
・ほっくりあつあつグラタン
土鍋はもちろん耐熱皿の代わりとしても使えます。和柄の土鍋に洋風のグラタンがこんもりと焼かれているのも、またおつなものですね。
 
・愛らしいラウンド型ケーキ
グラタンと同様、ふわふわのシフォンケーキやしっとりなめらかなチーズケーキなどケーキの型として、柔らかな丸い生地の形仕上がります。
 

 
今回ご紹介した活用法はほんの一部で、他にもインターネットで「土鍋 レシピ」で調べてみると、ごはんものからスイーツまでまだまだたくさんあるようです。

土鍋は万能とはいえ、向かない料理があります。

揚げ物のように多くの油が必要な場合は、鍋底に染みだした油が火について燃え上がってしまうこともあるので、鉄鍋や揚げ物用の調理器具を使うことをおすすめします。
 

土鍋が長く使われる理由

古くは縄文時代から使われてきた土鍋。

これだけ幅広く活用できるのも頷けます。

土鍋には無数の小さな穴が空いていて、これが蓄熱性を高めてくれているのですが、その反面で吸水性が高く、急激な温度変化にはあまり強くないのです。

愛着を持って長く使っていくために、お手入れ方法をご紹介していきます。
 
使用前

「目止め」という処理が必要で、料理のにおいが染みこんだり、ひび割れを防ぎます。
 
【目止めの手順】
水を吸わせる
土鍋に水を吸わせるように洗って、乾いた布で拭いた後に自然乾燥させます。鍋肌が厚さによって完全に乾くまで数日かかることもあります。

②おかゆを炊く
鍋底まで完全に乾いていることを確認したら8分目まで水を入れ、少なくともお茶碗半分くらいの量の残りごはんを入れて、蓋はせずにトロっとするまで弱火で炊き続けます。

③しっかり水洗い
炊き上がったら火を止めて1時間以上置き、土鍋が十分に冷めてからおかゆを取り出し、水洗いしたら目止めは完了です。

要するにデンプン質が目を塞いでくれるので、この方法以外にも片栗粉や小麦粉(大さじ2程度)、お米のとぎ汁(鍋の8分目までの量)を10~20分ほど沸騰させる方法などでもOKです。

目止めは一度だけでなく、定期的に行うとより長持ちできるので、時間がとれそうなときは何度かしておくことをおすすめします。
 

 
使用後

土鍋は急激な温度変化に弱いので、使った後はしっかり冷ますことが大切です。

洗剤を付けたスポンジの柔らかい面で優しく洗いましょう。

もし、久しぶりに使う時にカビがついていたら目止めと同じ要領で、水に大さじ2~3杯のお酢を入れて10分ほど沸騰させると、鍋を傷つけることなく土鍋を復活させることができます。

乾かす時、鍋底を上にした状態で風通しのよい場所に置いておくとよいです。

しばらく使う予定がない場合は新聞紙にくるんで、なるべく湿気の少ない場所で保管しておきましょう。
 

年中使おう

最近ではデザインも豊富で形や色などそれぞれ工夫された土鍋がたくさんあります。

お気に入りの土鍋を見つけて、冬の鍋料理だけではなく、年中使っていきたいと思いました。

ところで、「浄水器」も年中お料理をさらに美味しくしてくれるアイテムです。

耐久性が高く、土鍋のように長く使い続けられるマルチピュアがおすすめです。

マルチピュア浄水器は、他の浄水器では取り除けない102種類もの有害な物質を取り除いてくれて、美味しく安全な水を蛇口からたっぷり使えます。

工事不要のお手軽に使えるレンタル浄水器もあるので、まずはお気軽にお問い合わせください。
 

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