
〜北海道便り6月初旬~ピーマンでつくるお弁当のおかず2品
6月初旬。マーガレットの群生がそこかしこに見られるようになりました。
そよ風が吹き、北海道は最高に気持ちよい季節を迎えています。
この時期は家にいるのがもったいないくらい。
所用を終え、まだ帰る気がしなかったので久しぶりに従姉が営むピーマン農園に立ち寄ることにしました。

6月に入り肌寒い日が続いていますが、ピーマンハウスの中はぽかぽか暖かく、小さなピーマンたちもぬくぬく気持ちよさそうに育っています。
今は緑のこのピーマンは大きくなると、鮮やかな赤やオレンジのカラーピーマンになります。
大きく育てるためにカラーになる前に採られてしまうピーマンが多少なりともでてきてしまいます。
ただ、この摘み取られた緑色のピーマンは、柔らかく甘くとても美味しいので毎年この季節には(ピーマン目当てに)足繁く通ってしまいます。

今日も目当てのピーマンを沢山頂きました。
「ホントこのピーマン、美味しいよね」
と私が言うと従姉は
「ピーマンねえ…嫌いなわけじゃないんだけど家に帰ってまでピーマンの顔見たくないからあんまり食べないの。」
「え、そうなんだ…」
確かにアスパラでお世話になっているほりぐち農園さんもあまりアスパラは食べないと言っていました。
そんな感じになっちゃうんだな、と少し寂しいような分かるような複雑な気分を抱えながら帰路につき、道々思いつきました。
いつももらってばかりの忙しい従姉の陣中見舞弁当をつくろう。
それもピーマンタップリのメニューにして、おいしいピーマンをおいしくお返しだ!
早速メニューを考えます。
お弁当だから冷めても美味しいおかず、昔ながらのお惣菜が好きな従姉…ベーシックなおかずが良さそうです。
持って行くのは明日のお昼。
ピーマンの肉詰めと茄子とピーマンの味噌炒め。冷めても美味しくご飯にあうお惣菜で、お弁当に入っているとちょっと嬉しいおかず。
翌日お昼に間に合うように午前中につくりましょう。
ピーマンの肉詰め
材料
ピーマン 7〜8個
合挽肉 300g前後
玉ねぎ 小1個
卵 1個
パン粉 大さじ3
調味料
塩 小さじ半分
胡椒 適宜
ナツメグ 適宜
ソース 赤ワイン 50cc
トマトケチャップ 50cc
ウスターソース 25cc
作り方

玉ねぎはみじん切りにしてバターで炒めます。しんなり透き通ってきたらボールにいれ粗熱がとれるまで冷まします。
そこに合挽肉、卵、パン粉、調味料を全ていれ混ぜ合わせて捏ねておきます。

ピーマンは半分に切り、種とへたを取り除き肉だねを入れていきますが、隙間なくタップリ詰めてください。
火を入れると肉だねが縮むので、少ないと隙間があいてしまいます。

油をひいたフライパンでピーマンの側から中火で焼き、焼色がついたところでひっくり返し弱火でじっくり火を通して行きます。
このときににじみ出た肉汁が逃げないようにフライパンにふたをします。肉汁が透き通れば焼き上がりです。

肉詰めを取り出したフライパンに赤ワイン、トマトケチャップ、ウスターソースをいれてアルコール分を飛ばし、1分ほど煮詰めたら昔ながらのソースの出来上がりです。
茄子とピーマンの味噌炒め
材料
長茄子 1本(普通の茄子なら2〜3本)
ピーマン 5〜6個
調味料
味噌 大さじ3
砂糖 大さじ3
みりん、酒、醤油 各大さじ1
七味唐辛子 少々
白ごま 適宜
作り方

茄子を一口大に切り水につけておき、ピーマンも一口大に切ります。
白ごま以外の調味料を混ぜ合わせておきます。

油をひいたフライパンに茄子、ピーマンを炒め7分くらい火が通ったところに調味料をいれ炒め合わせます。
水分がとび、仕上げの白ごまを振り入れたら出来上がりです。
ピーマンタップリの主菜と副菜は出来上がりました。もう少し彩りも欲しいのでお弁当の定番、卵焼きとウインナーも入れましょう。
ミニトマトとウインナーをピックに刺したらかわいい副菜になりそうです。

全てのおかずが揃ったらあとは詰めるだけです。
肉詰めにソースもかけて、味噌炒め、卵焼き、ウインナー、ご飯に小梅と黒ごま、楽しいお弁当が出来上がりました。

最後の仕上げは従姉との「おしゃべり」というトッピングでしょうか。
先日読んだ本の中に「美味しいものの記憶は笑い声とともにある」という一文がありました。
今日のお弁当がそんな記憶になることを願って行ってきます!