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おいしいご飯の炊き方 基本とコツ

2015.09.03

毎日食卓にのぼるご飯がふっくらつやつやだと嬉しいものです。特別なことをしなくても、少しのコツでご飯はさらにおいしくなります。今回はおいしいご飯の炊き方をご紹介します。

計量は正確に

計量カップから盛り上がった分は箸などで取り去り、いつもきちんと同じ分量になるようにしましょう。

米はとがずに洗う

昔はジャッジャッとリズミカルに米をとぐのが主流でしたが、機械で精米した米は割れやすいので、といではいけません。指を立ててくるくる回すようにやさしく洗って下さい。

水の中で5回かき混ぜる作業を、水を換えて3回繰り返すだけでOKです。米がぬか臭くならないように、手早く行うのがポイントです。

理想はおいしい水で

米は水につけた瞬間からたっぷりと吸水し始めます。洗うときから浄水した水などを使うのがベストです。米と水だけのシンプルな料理だからこそ、素材の良さがそのまま味に出ます。

浸水時間は季節で変えよう

浸水時間は季節ごとで変わります。水切りは必要ありません。

冬は50分以上、夏は30分以上、春・秋は40分以上が目安です。

米が固いなと感じたら、炊飯器の目盛まで水加減した後、1合に対して水を大さじ1多めにしてみてください。逆に、新米は水分量が多いので、1合に対して小さじ1ほど少なく水加減するとよいです。

無洗米の水加減は多めに

無洗米は普通の米より米ぬかが少なく、米の量が1割程度多くなっています。1合に対して大さじ2~3程度多めに水加減しましょう。また、無洗米でもさらっと洗うのは問題ありません。

炊けたら必ずほぐす

最近の炊飯器は、蒸らしまで終わってから知らせてくれるものがほとんどです。お持ちの炊飯器の設定を確認してみて下さい。炊けたらすぐにふたを開けて、しゃもじで切るように上下を入れ替えると、ふんわりと均一に仕上がります。

鍋で炊く方法

基本の水加減は1合に対して1カップ(200ml)です。

  • ふたをして強火にかける
  • ふきこぼれたら弱火にする
  • 弱火で10分、米の甘みを楽しみたいなら15分加熱して火を消す
  • ふたをしたまま10分以上蒸らす

1~2合なら、ふたをせずに強火で加熱し、煮立ってからふたをしても大丈夫です。

氷を1個真ん中に入れて炊くと、甘くてもっちりした炊きあがりになります。

さいごに

炊きたてのご飯は、心も体も満たしてくれる、日本人には欠かせないものです。ご飯の炊き方の基本とコツが分かっていると、自分好みの炊き加減に調節する目安にもなります。ぜひ今日から活用してみて下さい。

 
 

参考文献:石澤清美監修(2014)『料理をおいしくする 本当の正解278』ぴあ株式会社

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