キャンドルナイトを楽しもう
2015.11.12
キャンドルナイトとは、電気を消して、キャンドルの灯りだけで過ごす時間を持つことです。夏至と冬至の夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいにやろうという呼びかけも広まっています。
2017年の冬至は12月22日。気軽にできるので、参加するのも楽しいです。
しかし、その日だけでなく、気が向いたときに手軽にキャンドルを灯してゆったりするのもよいものです。
キャンドルを灯すひととき
寝る前のほんの少しの時間でもいいし、夫婦でお酒を飲みながらでもいいです。
思いたったときがキャンドルナイトです。
キャンドルのリラックス効果
キャンドルの火をみていると安らぐのは、その火のゆらめきに、「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」のリズムがあるからです。この「1/fゆらぎ」とは、川のせせらぎや蛍の光の明滅などが持つリズムで、リラックス効果があるとされています。
さまざまなキャンドル
キャンドルにもいろんな種類があります。
ケーキなどの形をしたカラフルなものや、透明なジェルタイプのゼリーキャンドルは、火を灯す前から目でも楽しめます。クリスマス用のキャンドルなどをイベントごとに飾って楽しむのもよいです。
アロマキャンドルなら、香りでも気分が変わります。甘すぎないスパイシーな香りや、さわやかな香りもあるので、お好みで選んでみて下さい。
キャンドルの作り方
キャンドルは簡単に手作りできます。
香りをつけたいときはアロマオイルを数滴たらしましょう。
色ごとに層にしたい場合は、固まったら別の色のロウを注いで下さい。
グラデーションにしたいときは、1層目の上に薄い膜が張りだしたころに、別の色のロウを注いで下さい。
用意するもの
- ロウソク
- ガラス瓶などの容器
- クレヨン
- 小さな鍋(ロウを溶かすための鍋です。小さな鍋は100円均一などで購入できます)
- 大きな鍋
- 割りばし
- カッター
- アロマオイル(香りをつけたい場合)
作り方
- 大きな鍋で湯を沸かす
- ロウソクを砕いて小さな鍋に入れ、大きな鍋の中で湯せんにかける
- ロウが溶けてきたら、ロウソクの芯を取りだす
- 割り箸で芯をしごいてロウを落とし、まっすぐにして乾かす
- 溶かしたロウにクレヨンを削り入れて混ぜ、色をつける。固まると少し色が濃くなるので注意する
- ガラス瓶などの容器の中心に、先ほど取りだした芯をセットする。容器に渡した割り箸で芯を挟んで固定する
- 溶かしたロウを流しいれ、好みでアロマオイルを数滴たらす
- 常温または容器を水に浸けて冷ます
キャンドルの安全な使い方、注意点
- キャンドルは必ずガラスや陶器などの不燃性の受け皿にセットする
- 安定した平らな場所で使う
- まわりにカーテンや紙などの燃えやすいものを置かない
- 小さなお子さんやペットがいる場合は、手の届かない場所に置く
- 空調などの強い風が当たる場所を避ける
- 消すときは水を使わず、静かに吹き消す
- 保管するときは直射日光や高温になる場所を避ける
まとめ
日常から少し離れて、キャンドルを灯すひとときを楽しんで下さい。