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防虫剤の効果的な使い方

2015.10.23
久しぶりにクローゼットから出した衣類の虫食いは、とても残念な気持ちになるものです。
虫食いを防ぎ、大事な衣類を守るために、防虫剤の効果的な使い方をご紹介します。

収納時のポイントはこちら「衣替えの季節 衣類のケアと収納のコツ」

湿気対策はこちら「梅雨間近!お家の湿気対策をして快適に過ごそう」

防虫剤の特徴

市販されているほとんどの防虫剤は、有効成分がゆっくりとガス化して、収納スペースに充満し、虫が近づくのを防ぎます。ガスなので、密閉状態で使うと効果的です。
収納スペースを開け閉めすると、ガスが逃げてしまい、効果も半減するので注意が必要です。

防虫剤の効果的な使い方

  • 衣類は清潔にしてから収納する
  • できるだけ収納スペースを密閉状態にする
  • 防虫剤の有効成分は空気より重いため、防虫剤は衣類の上に置く

防虫剤の種類

防虫剤は、製剤の種類によっては一緒に使うことができません。
購入するときには表示を見て、製剤の確認をして下さい。

無臭タイプの防虫剤は、他の有臭タイプの製剤と併用が可能です。
有臭タイプは、違う製剤との併用はできません。
 

ピレスロイド系

無臭タイプで、他の防虫剤と併用して使うことができます。
 

パラジクロルベンゼン

有臭タイプです。
防虫剤のなかでも一番早く効き目が広がります。効き目が早い分、効果がなくなるスピードも速いです。すぐに防虫剤が気化するので、ニオイも早く飛びます。
 

ナフタリン

有臭タイプで、効き目がゆっくりと持続します。
出し入れの少ない衣類や、ひな人形の防虫に向いています。
 

しょうのう

クスノキを水蒸気蒸留して作るしょうのうは、昔からある防虫剤です。
有臭タイプで、着物を含むすべての衣類に使用できます。
 

クリーニング店での防虫加工

クリーニング店の防虫加工は、ガス化する市販の防虫剤とは違い、直接衣類に加工をします。
肌や人体に安全で、無臭な加工もあるので、クリーニング店で直接確認してみてください。

虫や卵の退治方法

衣類に虫や卵がついているのを発見したら、アイロンなどのスチームで衣類を蒸すと、熱で死んでしまいます。クリーニング店でのドライクリーニングも効果的です。

まとめ

市販の防虫剤は、製剤の種類を確認して、用法を守って使って下さい。
衣類の種類によっては、クリーニング店の防虫加工も上手に活用しましょう。
 
 
参考文献:山崎勝(2013)『おうちでできる「衣類ケア」の決定版 衣類の洗濯・収納・お手入れ便利帖』幻冬舎エデュケーション

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