残暑のカキ氷はひとくふう
シンプルだからこそ氷の味がとても大事。
まだ残暑が厳しく、氷が美味しく感じる日は続きそうです。
私が子どもの頃は、かき氷といえば削った氷にシロップをかけたシンプルなかき氷が主流でしたが、最近ではふわふわの食感にこだわっていたり、色や形など見た目の可愛らしさにこだわったかき氷をSNSではたくさん見かけます。
お家でお店のようなかき氷を作れたら、残暑も元気に乗り切れそうです。
今回はお家で美味しいかき氷を作るためのポイントをご紹介します。
お店のかき氷が美味しい理由
最近では多くのお店が氷の食感をふわふわにするために削り方や盛り付けに工夫を凝らしていますが、美味しさの一番の理由は「天然氷」を使用しているからです。
天然氷は自然の寒さでゆっくりと固まっていくことで、がっちりと密度が高くなり、均一に削ることができるので、ふんわりとした食感になるのです。
お家でも天然氷に近づける
天然氷ができるには氷が自然に固まる自然環境が前提ですが、お家でもちょっとした工夫で密度が高い氷を作ることができます。
それは、製氷皿を使って“ゆっくりと”凍らせることです。
凍らせる水はなるべく匂いや不純物が少ない、ミネラルウォーターや浄水を用意しましょう。
製氷機を使っているご家庭が多いかと思いますが、製氷機は急速に外側から氷を固めるので、中心に不純物や空気が残り、白っぽく凍ってしまいます。
これを防ぐために-5℃~-10℃くらいに設定温度を上げると、透明に近い氷を作ることができます。
また、氷は冷蔵庫や水の匂いがつきやすいので、蓋のある製氷皿が望ましいです。
少々時間はかかってしまいますが、溶けにくく良質で純粋な氷を作るためにはゆっくり、じっくりと待つことが大切です。
もっと簡単にふわふわのかき氷を作るには
「美味しい氷を作りたいけど、設定温度を上げるのは難しい…」「もう少し早く固まってほしい」という方におすすめの、簡単な方法は「砂糖水を凍らせる」ことです。
分量は水200mlに対して砂糖大さじ3程度入れましょう。
溶けにくい場合はガムシロップでも良いです。
砂糖水を使うと、水の分子と分子の間に砂糖が入り込んで隙間を埋めるため、きめ細やかな氷を作ることができ、均一に削ることができるので、薄く平らな氷の粒となり、空気を多く含んだふわふわの口当たりになります。
そしてもう一つ、氷を冷凍庫から出して、10~15分ほど置いてから削りましょう。
表面が少し溶けて水が流れるくらいになった頃がちょうどよいタイミングです。
少し溶かすことで柔らかくなるので、かき氷機の刃が入りやすくふわふわのかき氷ができるのです。
製氷機でかき氷用の氷を作る場合は、注意が必要です。
ミネラルウォーターや浄水の使用を推奨していないことがありますので、製氷機はメーカーの案内に従って使用しましょう。
手作りのシロップでお店に負けないオリジナルかき氷に
お家で手作りしたかき氷なら、シロップにもこだわってみましょう。
火にかけて混ぜるだけで簡単なフルーツシロップができます。
レンジにかけて混ぜるのもおすすめです。
【手作りシロップの材料】
・お好きなフルーツ
・グラニュー糖
・レモン汁
材料はたったのこれだけ!さらにクリームやカットフルーツをデコレーションしたり、コーヒーや抹茶などのトッピングで少し大人の味を楽しんだり、お家でもさまざまなバリエーションが楽しめそうです。
美味しい氷で残暑を乗り切ろう
暑い日が続くと、かき氷だけでなく飲み物にも氷を使う機会が増えます。
味や匂いだけでなく身体のことを考えても、氷を作るための水には気を遣うことで安心して使えます。
マルチピュア浄水器は塩素やカビ臭などの匂いはもちろん、一般の浄水器では取り除けない102種類もの有害物質や不純物も除去することができるので、安全な天然氷に近い氷を作るのに役立ちます。
残暑が厳しいこの時期、ぜひご家族でふわふわで美味しいかき氷を作ってたのしく元気に乗り切っていきたいですね。
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