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洋服と一緒に。ふわっと香る「サシェ」

2020.04.24

このところ、週末に出かけることも難しく、体を動かす機会が減ってしまいました。家で少しでも体を動かすために部屋の掃除を始めたところ、意外と楽しく、普段はなかなかやる気が起きないタンスやクローゼットの掃除まで手を付け、気付けばじっとりと汗をかきながら”断捨離”までしていました。
おかげで中身はすっきりしましたが、ふとタンス独特の匂いが気になりました。
そこにしまわれていた洋服は、洗いたての柔軟剤のいい香りがしていたのに、それは奥の方で香りが薄れてタンスの匂いに変わっていました。
せっかくの爽快な気分が台無しです。ならばこの匂いを解消するために「サシェ」を置こうと思いました。
サシェとは香り袋のようなもので、寝室に置いたりかばんの中に入れたりしますが、洋服と一緒に置いておくと、自分の好きな香りを洋服に移すことができます。
雑貨屋さんなどで購入することもできますが、簡単に手作りできるようだったので、家にあるもので作ってみました。

ほのかな香りを楽しむ

サシェは手のひらに収まるくらいの布袋や紙袋の中に、乾燥させたハーブや香料などを入れたもので、中身は出さずに袋のまま使います。
見た目にも美しくデザインされたものが多いのでそのままインテリアとして飾ったり、引き出しやクローゼットの中などに入れたりと、幅広く使えます。
スプレータイプでありがちな“かけすぎ”もなく、香りが袋を通して洋服に移るので、ほのかな香りを長く楽しむことができます。

 

 

家にあるもので作る

乾燥させたハーブやお花を用意するのが難しくても、家にあるものですぐに作ることができます。
必要なものは香りの元となるものと、布製の巾着です。
家にある薄手のハンカチや布でくるんでリボンなどで縛ったり、封筒を使うこともできます。

お気に入りの香り

柔軟剤
私は柔軟剤の香りが好きなので試してみました。
化粧用コットン1枚に柔軟剤を2~3滴垂らし、それを手で少し揉みこんで巾着に入れるだけで洗いたてのような香りが長続きします。
化粧用コットンがない場合は手芸用の綿や使わなくなった布でもできます。

香水・フレグランススプレー
作り方は柔軟剤と同じ要領です。
好きな香りを洋服に移してふわっと優しく香らせることができます。

固形石鹸
固形石鹸をカッターなどで削って巾着に入れるだけでも簡単にサシェができます。
削ることで香りが立ち、部屋の中やクローゼットをいい香りにしてくれます。

 

 
私は欲張って、巾着とハンカチと折り紙の3つを作りました。
巾着は以前ポーチを作った時に余った布を使い、リボンも手芸道具箱の中に余っていたものを使いました。封筒は趣味でため込んでいた折り紙を折って作りました。
これらの素材は断捨離されるべきものとも思いつつ、上手く作れたのでよしとします。
これを引き出しの中に入れたりクローゼットに吊るせば、好きな香りが洋服に移って香ってくれるでしょう。

香りを長持ちさせるには

柔軟剤でサシェを作ってから1週間ほど経ち、巾着の中を確認するとコットンは乾いていますが、初めとほとんど変わらないくらい柔軟剤の香りがしっかりと残っています。
もし香りが薄くなってきたり、もう少ししっかり香ってほしいときは柔軟剤を追加して垂らすだけ、中のコットンがボロボロになってきたら取り換えるだけでいいのです。
柔軟剤や香水などの液体は初めからあまり多く垂らしすぎると外の袋部分に染みてしまい、洋服のシミの原因にもなってしまうので、コットンの中心に垂らし、中心を隠すように織り込むと外袋に染みにくいです。
 

 

家の中で気分リフレッシュ

家で過ごす時間が増えましたが、サシェのおかげで引き出しやクローゼットを開けるたびに自分の好きな香りがふわっと香って幸せな気持ちでいっぱいになりました。
とても簡単に作れたので、ぜひお気に入りの香りで作ってみてはいかがでしょうか。
 

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