多肉植物の育て方 3つの基本「日当たり・風通し・水やり」
多肉植物の育て方
多肉植物はぷっくりとした肉厚の葉を持つ植物です。普通の観葉植物より水やりの手間が少ないので、植物を買うと枯らしそうで心配と思っている人でも育てやすいです。
今回は、多肉植物を元気に育てる3つの基本をご紹介します。
1. 日当たり
多肉植物は陽の光が好きなものが多いので、窓辺など日の当たる場所に置くようにしましょう。
多肉植物は暖かくて乾燥した土地が原産なので、日影に置くと細く頼りなく育ってしまいます。そのあとにあわてて日光に当てると、今度は葉焼けの原因となってしまうこともあるので、最初から窓辺に置いてあげましょう。
夏場の場合
日が当たる場所がいいと言っても、夏の直射日光は植物には強すぎてしまいます。夏場は明るい日影に置いてください。
2. 風通し
多肉植物は、風通しがいいところに置いてあげてください。
風通しが悪いと、湿気で土が蒸れてきます。湿気が多すぎると、根腐れや葉っぱが黄色くブヨブヨしてくる原因になります。屋外に置く場合は、雨が直接かからない軒下などに置いて、水分がたくさん土に染み込んでしまうのを防ぎましょう。
3. 水やり
水やりにも注意が必要です。
多肉植物は、肉厚の葉っぱに多くの水分を蓄えておくことができます。そのため、他の観葉植物のように頻繁に水をあげると、根腐れを起こして枯れてしまう可能性があります。受け皿にたまった水は捨て、余分な水が残らないようにして下さい。
基本の水やり
1年中どの季節であっても、葉っぱに張りがあってみずみずしければ、土が乾いていても水やりは不要です。葉っぱに少し張りがなくなってきたと感じるタイミングで水をあげるくらいでも大丈夫です。
春、秋の水やり
水分が蒸発しやすい時期なので、土の表面が乾いてから、たっぷりと水をあげるようにします。
夏の水やり
炎天下の中で水を与えると、水で土が蒸れて根が傷むこともあるので、水やりのタイミングには気をつけるようにしましょう。
冬の水やり
冬は、土の中の水分が凍ってしまうのを防ぐために、水やりは控えめにします。
また、霜や雪に当たらないように注意して下さい。
こまめに見てあげられない場合は、冬の間は室内に入れてあげるとよいです。
まとめ
多肉植物を育てるときの3つの基本は、「日当たり・風通し・水やり」です。
種類によって育て方に多少の違いはあっても、この3つができれば、初心者でも簡単に多肉植物を育てられます。