知っておくと便利な結婚式のマナー
知っておくと便利な結婚式のマナー
結婚式は親しい間柄の方たちの特別な日です。ぜひマナーを守ってお祝いしたいものです。今回は、知っておくと便利な結婚式のマナーをご紹介します。
結婚式の招待状の返信
結婚式の招待状の返信は、できるだけ早めに送ります。
遅くても1週間以内に返信するのが望ましいです。
早めに出欠確認ができれば、新郎新婦も助かります。
不要な字は二重線で消す
こちらへの敬語である「御」、「芳」は二重線で消します。漢字一文字を消す際は、斜めの二重線、二文字以上の場合は縦線で消します。
宛名の「行」は「様」に書き換える
宛名の下の「行」は、二重の斜め線で消して、その下に「様」と書き直します。
結婚式のご祝儀
金額について
ご祝儀は、地域によって決まりごとがある場合もあるので、確認しましょう。
また、金額は新郎新婦と自分の間柄によっても変動します。
割り切れる数は別れを意味するので、2や4という数字は好まれません。
9という数字も「苦」を連想させるので避けます。
新札を用意
ご祝儀は新札を用意します。事前に銀行や郵便局の窓口で用意するのが一番確実な方法です。式場のフロントで用意がある場合もあるので、緊急で必要になったときは相談してみるのもいいかもしれません。
ご祝儀袋は袱紗に入れて
ご祝儀袋は汚れないようにふくさに入れて持ち運びます。無地の紫などの色味なら、慶弔両用として使えます。
結婚式の服装
TPOに合わせた服装を選ぶことも大事なマナーです。
女性は基本的にはドレスまたは着物です。鮮やかな色を着用すると、会場も華やぎます。
白は避ける
白は主役である花嫁の色なので、招待客は着用しないのがマナーです。
白、または光に当たると白く見える薄い黄色やピンクのドレスは避けます。もし白っぽいドレスを着用する場合は、濃い色の羽織ものや靴を合わせましょう。
黒一色は避ける
おめでたい席なので、黒一色のコーディネイトは避けます。黒いドレスを着る場合には、小物は別の色を選びましょう。着席している時間が多いので、他の方から見える上半身に黒以外の色を添えるとよいです。
露出は控える
フォーマルな場なので、露出は避けます。ドレスは肩が出ないもの、膝が隠れるくらいの丈のものを選びましょう。
アニマル柄は避ける
毛皮やヘビ皮などは、動物の殺生を思わせるので避けます。
女性の靴
女性はつま先やかかとが隠れるパンプスを履きましょう。華やかな席なので、ヒールがある方が好ましいです。また、露出の多いミュールやサンダル、ブーツなどは避けます。
ストッキングはベージュを
ストッキングは必ず履き、万が一のために予備も持っていくと安心です。
フォーマルな場では、ベージュのストッキングが好ましいです。
まとめ
結婚式のマナーは、お祝いする気持ちをあらわすために必要なものです。失礼にあたらないようにと気負いすぎずに、よりよくお祝いしたいという気持ちで身につけておくと後々まで役に立ちます。