蒸しタオルですっきり!美肌、肩こり、頭痛に効くかんたん美容法
蒸しタオルで美肌、肩こり、頭痛に効くかんたん美容法
肌のくすみや目の疲れ、肩こりや頭痛など、気になる症状をかんたんに改善してくれるのが、蒸しタオルです。やり方は、電子レンジで蒸しタオルをつくって患部にあてるだけです。
あたためることで血流がよくなるので、すぐに効果を実感しやすく、気持ちいいのでぜひ試してみて下さい。
蒸しタオルで改善される症状
体を温めるので、冷えが招くさまざまなトラブルを改善します。
肌のくすみ、目の疲れ、肩こりや頭痛などの症状が緩和されます。
また、捻挫などのけがも、痛みや腫れがひいたあとは温める治療をするので、そのようなときに取り入れてみるのもよいです。
蒸しタオルで効果が出る理由
湿度のある熱がじんわりと浸透
蒸しタオルであたためることで血流がよくなり、症状が軽くなります。
また、カイロより、蒸しタオルのように湿度のある熱の方がじんわりと浸透しやすいです。
緊張→ゆるむ 熱が冷める→自発的に温まろうとする
血流が滞っているところに蒸しタオルを当てると、熱の刺激で患部は緊張します。一度緊張させると、今度は自然にゆるむ力が働くので、血管が拡張します。
また、タオルが冷めていくと、今まで感じていた熱がなくなるので、それを補おうと体が自発的に血を流そうとするそうです。
蒸しタオルが冷めていく過程が大切
蒸しタオルが冷める過程も大切です。持続的に温めると慣れてしまって刺激にならないので、タオルはビニール袋などに入れずにそのままの状態で使用します。
タオルが冷めて熱が奪われることで、自発的な血流を促します。
蒸しタオルの作り方
- 中厚手くらいのフェイスタオルを用意する
- タオルの全体を水で湿らせてから、水が滴らないくらいまで絞る
- 電子レンジで1~2分加熱する
- やけどに気をつけてとりだす
- 患部にあてるときは少し冷まして適温にする
タオルを濡らすときに、どこかが乾いていると、レンジに入れたときにそこの部分が焦げることがあるので、注意して下さい。
蒸しタオルを当てる場所
症状が気になるところにあてて下さい。
首筋・肩甲骨あたり・腰をあたためるのも効果的です。
蒸しタオルのあてかた
タオルを2つ折りか3つ折りにして、気になるところに3~5分くらいあてます。電子レンジから取り出した直後はとても熱いので、気持ちいいと感じる温度まで冷まして下さい。
蒸しタオルをあてるときのポイント
- 1回につき、あてるところは一か所がよい
- 熱いときは無理せずにすぐ肌からはなす
- タオルが冷めて、まだ続けたいときはタオルを温め直して手順を繰り返す
- 熱が浸透すると肌に赤みがさすので、それをひとつの目安にする
まとめ
蒸しタオルは、家でかんたんにできて効果を実感しやすいので、ぜひ気軽に試してみて下さい。また自分だけでなく、家族のちょっとした不調のときのケアにも役立ちます。
参考文献:井本邦昭(2015)『たった5分で体が変わる すごい熱刺激』株式会社サンマーク出版