お雛様の飾り方 飾る時期の目安や七段飾りの飾り方
お雛様の飾り方の基本
3月3日はひな祭り。女の子の健康や成長、幸せを願ってお祝いをします。
今回は、ひな祭りに欠かせないお雛様の飾り方をご紹介します。
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お雛様を飾る時期
お雛様を飾る時期は、明確には決まってはいません。飾る時期の目安としては、節分の翌日の立春から2月中旬までに飾るとよいです。
少なくともひな祭りの1週間前には飾りおわっているといいようです。
3月3日のひな祭りの前日にお雛様を飾るのは「一夜飾り」で縁起がよくないため、お雛様を飾る日は余裕をもって決めておくのがおすすめです。
お雛様を片づける時期
雛人形をしまう日の目安はひな祭りから2週間、3月の中旬ごろまでといわれています。
お雛様をしまう日は晴れた日を選ぶ
雛人形をしまう日は、晴れた日を選ぶのがコツです。
お雛様は湿気に弱いため、湿度の低い晴れた日にしまうほうがよいです。
お雛様を飾る場所
一段飾りなら棚の上などにも気軽に飾れます。リビングなどに飾れば団らんのときもすぐにお雛様の顔が見えるのでおすすめです。
雛人形は湿気と直射日光に弱いので、窓の近くは避けて飾って下さい。
お雛様の飾り方
最上段
最上段は、男雛(お内裏様)と女雛(おひな様)を飾ります。
左右どちらにお雛様を飾るかは地域によって違います。
むかって左に男雛(お内裏様)、右に女雛(おひな様)を飾るのが一般的で、関西(京都)ではむかって右に男雛、左に女雛を飾ります。
- 後ろ…金屏風
- 真ん中…桃の花をさした瓶子(へいし)が載った三方(さんぼう)飾り
- 両サイド…ぼんぼり
二段目
二段目には、三人官女を飾ります。
三段目
三段目は、五人囃子(ごにんばやし)または 雅楽の楽人を飾ります。
むかって左からの並び順は下記を参照してください。
太鼓(たいこ)/「大皮鼓(おおかわつづみ)」/「小鼓(こつづみ)」/「笛」/扇を持つ「謡い手」
四段目
四段目は、随身(ずいじん)を飾ります。
むかって右が左大臣(老齢)、左が右大臣(若者)です。
五段目
五段目には、仕丁(してい)衛士(えじ)を飾ります。
六・七段目
六・七段目には道具類や御所車などを飾ります。
お雛様の写真を撮っておくと来年飾るときの参考になる
飾り終えたら、雛飾りを写真に収めておくと、来年飾るときに参考になります。
まとめ
1年に1度の女の子の行事、ひな祭り。親子で雛飾りを飾って楽しみましょう。