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アレルギー対応食、アレルギー給食の保育園探し

2016.02.15

食物アレルギーの子の保育園探し

保育園の入園を希望しているけれど、お子さんにアレルギー疾患がある場合は、自分の目が届かなくなる分、不安になってしまうこともあるかと思います。

今回は、何らかの食物を除去した料理(食物アレルギー対応食)に取り組んでいる保育園を探す手立てや、入園後の注意点などをご紹介します。

食物アレルギー対応食に取り組んでいる保育園探し

    食物アレルギー対応食に取り組んでいる保育園を探す手立てとして、役所を利用する手があります。
     

  • 居住している市町村の役所の福祉課(児童課など保育園を担当している部署)を訪ね、食物アレルギー対応食(アレルギー除去食)を実施している保育園があるか尋ねる
  • 該当の保育園があった場合は、詳細な内容と保育園の連絡先を聞き、直接保育園に問い合わせる
  • 保育内容と希望が合わない場合は、他の地域に実施している保育園はないか聞いてみる

保育園に入園したら

話し合いの場を持とう

アレルギー給食を始める前に、家庭と保育園で話し合いの場を持ちましょう。

子供の体質、給食の内容、保育する上で気をつけてほしいことなどを、共有することが大切です。

可能であれば保護者、保育者、調理担当者がお互いに話し合えるとよいです。

アレルギー給食の実施

保育園では、診断書に基づいてアレルギー給食を実施します。

実施する上での留意点を確認しておくことが大切です。

アレルギー対応食(アレルギー除去食)の留意点

  • 医師と家庭と保育園が一体となってアレルギー対応食を実施すること
  • 家庭でも必ずアレルギー対応食にすること
  • アレルギー対応食を始める際には、職員会議などで話し合い・情報共有をしてもらう。
  • お子さんの体調を知る上で大切なので、定期的に通院し、3ヶ月もしくは6ヶ月に1度は診断書及び報告書を提出しましょう
  • 食事日誌をつけること。家庭と保育園で毎日記入していくことが大切です

食事日誌をつけよう

日頃から食べたものや天候を記しておく食事日誌をつけておくと、お子さんの症状が悪化したときなどに役立ちます。合わない食材をみつける手がかりにもなるので、ぜひ記録に残しておいてください。

また、1週間の食事内容も把握することができます。

栄養的に何が足りていて何が不足しているのか、摂取したタンパク質の内容、同じものが続いていないかなどを知ることができます。

これを参考にして、家庭での食事で不足している栄養を補うなど、細かな調整にも役立ちます。

まとめ

お子さんが徐々に手を離れ、社会と関わりを持つようになってくると、アレルギー対応食についても、いろんな人の手を借りる場面が増えると思います。周りの大人が協力してお子さんの体調を守ってあげられるように、ぜひ話し合いの場を定期的に持ち、安心して食事ができるよう工夫してあげて下さい。

 
 
 

参考文献:アレルギーネットワーク編(2000)『アレルギーの快適生活』風媒社

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