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美容・健康

アレルギー・アトピーに効果的なお風呂の入り方

2016.01.29
一日の疲れを癒し、お風呂でさっぱりとすると気持ちがよいものです。
アレルギー・アトピーの方も、皮膚を生活に保つためにお風呂にはできるだけ毎日入りましょう。
今回は、アレルギー・アトピーの方に効果的なお風呂の入り方をご紹介します。

アレルギー・アトピーの方が入浴で気をつけたいこと

お風呂で体を温めすぎないこと

体が温まると、血管が開いて湿疹の赤味が増すことがあります。これは心配はいらないのですが、湯上がりにかゆくて掻いてしまうようなら、水かぬるま湯をかぶってすっきりさせるとよいです。
 
 

お風呂で肌をこすりすぎないこと

アレルギー・アトピーの方、乾燥肌や敏感肌の人はゴシゴシと強くこすりすぎると肌に負担をかけてしまいます。硬い浴用たわしやスポンジは避けて、タオルやガーゼなどの繊維の柔らかいものを使用して下さい。

お風呂で使う石鹸選び

体を洗う石鹸は、普通の白い固形石鹸でも構いません。色や香りの強くないものを選びましょう。乾燥肌の方は、皮膚の油を落としすぎないように、乾燥肌用の石鹸を使いましょう。

また、赤ちゃんの油漏性湿疹、ジュクジュクした湿疹、脂性やニキビがある方は、洗う力の強いものを選んで下さい。

「薬用石鹸」の多くは、ばい菌を殺す成分が含まれています。とびひや湿疹が化膿しているときは使いますが、刺激が強いこともあるので短期間だけ使うようにしましょう。

シャンプーリンス選び

シャンプーやリンスも刺激が少ないものを選びましょう。使った後はしっかりゆすいで洗い流して下さい。首の後ろのしつこい湿疹が、シャンプーが原因だったという場合もあります。

湯上がりのスキンケア

湯上がりは、保湿クリームや軟膏を塗って、肌の乾燥を防ぎます。湯上がり後30分は吸収がよくなっているので、塗り薬も少量でよく効きます。
湯上がりのスキンケアをきちんとするだけで、アレルギー・アトピーの改善につながることもあるので、ぜひ習慣にしてみて下さい。

まとめ

お風呂は心身ともにリフレッシュできる時間です。
アレルギー・アトピーの方も肌を清潔に保つことが大切なので、ぜひ注意点に気をつけながらお風呂の時間を楽しんで下さい。
 
 
参考文献:アレルギーネットワーク編(2000)『アレルギーの快適生活』風媒社

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