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子育て

離乳食後期 カミカミ期の離乳食の進め方

2015.09.03

このころになると3回食に進み、食べられる食材も増えてきます。必要な栄養の半分以上を離乳食からとるので、栄養バランスに注意してあげて下さい。舌でつぶせない食べものは左右に寄せて、歯ぐきでつぶして食べられるようになってきます。

食材のかたさの目安

まだつぶす力は弱いので、急にかたくせず、舌でつぶすモグモグ期より少しかため、大きめに調理します。かたさの目安は、バナナくらいです。前歯で一口量をかみとり、歯ぐきでつぶせるミニサイズのモンキーバナナが、かむ練習にちょうどいいサイズです。ふつうのバナナなら、スティック状に切ってあげるとよいです。

手づかみ食べ、遊び食べが盛んに

手づかみや遊び食べは、赤ちゃんが自分で食べたいという意欲の表れです。自分で直接つかんで、一口量を覚えていきます。ゆでた野菜スティックやミニおにぎりなど、つかみやすいメニューをとり入れてみて下さい。テーブルが汚れるとお母さんも大変ですが、あらかじめ床にシートを敷くなど、片付けがラクになる工夫をしつつ、成長を見守りましょう。

食べられる食材が増えます

カミカミ期は、いままで控えてきた食材も食べられるようになります。さんまやいわしなどの青背魚、牛肉や豚肉もOK。魚介類は新鮮なものを買い、ホームフリージングしないで、すぐに調理して下さい。肉類は脂肪の少ない赤身肉を選びましょう。

大人と同じ3食のリズムに

毎日だいたい同じ時間に離乳食を食べるように、生活リズムを整えていきましょう。大人といっしょに食卓を囲んで、同じ料理をとりわけて食べてもよいです。

栄養バランスは2~3日で調整する気持ちで

離乳食から栄養をとる割合が多くなってきているので、エネルギー源食品、ビタミン・ミネラル源食品、タンパク質源食品の3つの食品グループをバランスよくとりましょう。好き嫌いや食欲のムラもあるので、毎食ごとにバランスがとれなくても、2~3日で調節すれば大丈夫です。

コップで飲む練習をしよう

まずはおちょこのような小さなカップ、次はコップに挑戦してみて下さい。最初からうまくはできませんが、徐々に慣れていきましょう。

まとめ

遊び食べで片付けが大変だったり、上の前歯が生えてきて授乳のときに痛かったりと、お母さんも大変な時期です。でもそれは、赤ちゃんが確実に育っている証拠でもあります。お母さんもほっとひと息つける時間をとって、ゆったりと成長を見守っていけるようにしたいものです。

参考文献:上田玲子監修・指導(2013)『離乳食大全科―これ1冊でOK スタートのおかゆから1才半ごろの完了まで』主婦の友社

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