子供の世界が広がる習い事の選び方
お子さんが幼稚園に入園したときや、小学校に入学したときなど、習い事を始めさせてみたいけれどどうしようと考える人も多いのではないでしょうか。周りが習い事を始めているのを見て、焦ってしまったりすることもきっとあるかと思います。
習い事を始めるときにまず悩むのが、何をやらせたら良いのかということ。
今回は、子供の習い事の選び方をご紹介したいと思います。
習い事をさせるメリット
習い事をするメリットの1つは、仲間が増えて世界が広がることです。
技能を習得するだけでなく、コミュニケーションの習慣につながります。
幼稚園や学校の中だけではなく、社会と繋がっていること、社会は広いということを実感することができます。また、習い事によっては将来の役に立つものもあります。
うまくいくこともあれば、失敗することもある。
お友達と喧嘩をしたり、先生に叱られたりすることもある。
様々なコミュニケーションによって、子供の未来の人生がちょっとでも豊かになる。そんな可能性があるものを選んであげられるのも良いかもしれません。
子供の世界が広がる習い事の選び方
まずは子供の得意なこと、好きなものが何かを観察してみましょう。
リズム感があるとか、走るのが速いとか、歌が好きとか、体が柔らかいなどなど。きらりと光るものを見つけてそこを伸ばしてあげられるのが一番です。
習い事の例
習い事を選ぶ際の指標として、下記も参考にしてみてください。
- 大人になってからも続けられるもの(テニス、ゴルフ)
- 基礎体力をつけたい(スイミング、体操、サッカー)
- 感受性を養いたい(ピアノ、絵画)
- 学校や受験に役立つもの(公文、そろばん、英語)
- 礼儀を身に付けさせたい(空手、柔道、剣道、書道など)
- 好きを伸ばす(科学教室、プログラミング教室など)
これらを参考に、ご家族やお子さん本人の意見を合わせて選んでみましょう。どの習い事も無料体験があることが多いので、通って子供の様子を見るのが良いでしょう。
習い事を始めるタイミング
いつ始めればいいのかということも悩まれる方が多いと思いますが、やりたい時に始めれば大丈夫。いつからでもできます。逆に、どうしても子供が煮詰まっていて、辞めたいという気持ちが強いようなら、あまり無理をさせず、今までのお金や時間がもったいないと思う気持ちをぐっと飲みこんで、辞めることを考えてあげる気持ちも大事かもしれません。親のエゴや見栄ではなく、あくまでも子供が主役。子供の様子を見て、相談して、時には叱咤激励をしながら、社会・家庭両方のコミュニケーションを続けることで、習い事だけでなく、家庭内のコミュニケーションが活性化します。
習い事を通じて、子供の自主性を
いずれの習い事もある程度続けなければ身にならないので、通える範囲にあることも大切かもしれません。お財布とも相談し無理をしないこと。まずは、自宅の周りにどんな習い事があるのか、調べてみることから始めても良いでしょう。
いやいや通うのでは身に付きません。子供の意見も尊重してあげましょう。頑張って通っているときは褒めてあげることも大切です。
何よりも習い事を通じて、子供の自主性が高まり、夢や目標ができれば素敵ですね。