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子育て

インフルエンザの症状と予防

2015.11.06
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。
今回は、インフルエンザの感染予防、子供がインフルエンザにかかってしまったときの対応などを
ご紹介します。

インフルエンザの流行時期

毎年12月から翌年3月ごろに流行します。
いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。

インフルエンザの症状

悪寒・頭痛から始まり、高熱が出ます。鼻水、せき、のどの痛み、食欲不振、嘔吐や下痢など症状は全身におよびます。ふつうのかぜに似ていますが、それよりも症状の出方が急激です。
また、伝染力が強いため、学校などで集団発生することもあります。

インフルエンザの予防

予防接種を受けるのもひとつの方法ですが、インフルエンザウイルスの流行する型が毎年異なるため、完全な予防は出来ません。日頃の生活でも感染を予防しましょう。
 

人ごみを避ける

インフルエンザが流行してきたら、なるべく人混みや繁華街への外出を控えましょう。
外出時にはマスクを着用するのもよいです。
 

帰宅時の手洗い・うがい

手はさまざまなものに触れるので、ウイルスが付着している可能性があります。
ウイルスの体内侵入を防ぐため、手洗い・うがいを心がけましょう。
 

栄養と休養をとる

インフルエンザは、免疫力が弱っていると感染しやすく、また、感染したときに症状が重くなってしまうおそれがあります。普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
 

室内の加湿と換気

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。室内では加湿器を使い、適切な湿度(50%~60%)を保つことも効果的です。また、ときどき換気をして空気を入れ替えましょう。
 

かかってしまったら早めに医療機関へ

もし、急に38度以上の発熱が出て、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴うなどのインフルエンザが疑われる症状が出た場合には、早めに医療機関(内科や小児科)を受診しましょう。

特に、幼児や高齢者、持病のある方、妊娠中の女性は、肺炎や脳症などの合併症が現れるなど、重症化する可能性があります。

インフルエンザにかかってしまったときの看護

風邪と同じように、安静と保温に注意して看護して下さい。
子供がいる家庭で、家族がインフルエンザに感染したときは、症状がある方は子供に近づかないように注意しましょう。

子供に熱があるときの看護

十分な水分補給

熱が出ると汗をかいて、体の水分が大量に失われます。
脱水症状を起こさないように、十分な水分補給をして下さい。
赤ちゃんには、麦茶や湯冷まし、ベビー用のイオン飲料などを、欲しがるだけ飲ませましょう。
 

詳しくはこちらへ「赤ちゃんが下痢のときの離乳食はどうする?」

 

こまめに汗を拭き、下着をとりかえる

発熱時は大量の汗をかくので、お湯で絞ったタオルで体を拭き、こまめに下着をとりかえて下さい。
汗をそのままにしていると、あせもやおむつかぶれの原因になるので注意しましょう。
 

口当たりの良い食事を与える

母乳やミルクは赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
食事は、嫌がるなら無理に食べさせなくても大丈夫です。食欲があるときは、1回分の量を少なめにして、こまめに食べさせます。
離乳食の場合は、1段階前のやわらかさに調節して食べさせます。

まとめ

日頃から十分な休息をとり、手洗いやうがいをして、インフルエンザを予防しましょう。
もしかかってしまったら、早めに医療機関に行き、治療を受けましょう。
 
 

参考文献:原光彦監修(2007年)「困ったとき、とっさのときの赤ちゃん救急BOOK」主婦と生活社
松峯寿美監修(2004)「赤ちゃんと子どもの医学事典 救急ママ」梧桐書院

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