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水道水にも含まれるマイクロプラスチック

2019.01.23

近年、マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題が大きく取りざたされています。
大手飲食店などでは、プラスチックストローを廃止するなど対応を急いでいますが、根本の解決は難しいとされています。
アメリカの研究グループが今年、水道水に含まれるマイクロプラスチックについて調査しました。
水道水に含まれるマイクロプラスチックやその影響について考えてみます。

マイクロプラスチックとは

マイクロプラスチックは5mm以下のプラスチック片と定義されています。
製造された時点で微細なもの、プラスチック製品の劣化によってバラバラになったものが含まれます。
身近なところだと、洗顔料や歯磨き粉に含まれるマイクロビーズもマイクロプラスチックに分類されます。
このほかにも、釣り糸や衣類などの繊維状のプラスチックなど私たちの生活にも密接に関わりのあるものです。

マイクロプラスチックの危険とは

マイクロプラスチックの問題として海洋汚染があります。
生活排水やプラスチックゴミの劣化によるマイクロプラスチックは海を漂流し、魚などが食べてしまいます。
プラスチックは石油からできています。石油製品は油に溶けやすい有害物質が付着しやすいという特徴を持っています。
有害物質が付着したプラスチックを食べた魚を、さらに人間が食べてしまう危険性があるのです。

水道水にも含まれるマイクロプラスチック

マイクロプラスチックの問題は海洋だけではありません。
今年、アメリカの研究グループが世界13ヶ国の水道水・食塩・ビールなどにマイクロプラスチックが含まれているという調査結果を発表しました。
水道水は検出率81%とかなり高い数字です。
日本はこの調査の対象とはなっていませんが、全く含まれていないという保証はできません。

マイクロプラスチックを発生させない生活を

一度マイクロプラスチックが海洋に流れてしまうと、その小ささから除去することは大変難しいのが現状です。
私たちができる一番有効なものは「プラスチックゴミを出さない」ということです。
例えば、レジ袋をエコバックに変える、紙のストローや容器で代用するなど身近なところからの活動が大切です。

ペットボトルを減らす活動を

ウォーターサーバーのボトル水、ミネラルウォーターのボトルはプラスチックでできています。
普段の飲料水として使う場合、1ヶ月間でも大量のプラスチックゴミを家庭から出してしまうこととなります。
浄水器を使うことで、こういったプラスチックゴミはかなり削減できます。
未来を生きる子供のためにも、今大人ができることを少しずつ実行していくことが大切なのだと思います。

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