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家でかんたん!水出しコーヒーの作り方

2017.03.01

暖かくなってくるとアイスコーヒーが飲みたくなります。日本ではポピュラーなアイスコーヒーですが、海外ではコーヒーを冷やして飲む習慣はほとんどないそうです。ほろ苦く冷たいアイスコーヒーは、湿気が多い日本の空気をシャッキリとさわやかにしてくれる飲み物なのかもしれません。

今回は、ご自宅で簡単にできる水出しコーヒーの作り方を2種類ご紹介します。ほとんど放っておくだけでおいしくできるお手軽レシピです。

今回使用するコーヒー豆

今回ご紹介するレシピのコーヒー豆は、どちらも中挽きのものを使用します。中挽きの豆は、ザラメ糖とグラニュー糖の中間くらいの大きさです。通常のドリップコーヒーはこのタイプです。

水出しコーヒーの作り方

水出しコーヒーは、手軽にまろやかな味を楽しめます。麦茶のようにバッグを水に入れて、放っておくだけでできます。

 

材料

  • 深煎り豆(中挽き)…70g
  • 水…1リットル

 

道具

  • 麦茶用の縦長ポット…1個
  • 水出しパック…1個

 

作り方

  • 深煎り豆を水出しパックの中に入れる
  • ポットに1ℓの水を入れ、1.を入れて、しっかりとフタをして冷蔵庫へ
  • 2日~3日で濃い茶色になったらできあがり

水出しコーヒーを作るときのちょっとしたコツ

焙煎したてのコーヒーには炭酸ガスが含まれているので、新鮮な豆だとコーヒーバッグは水にぷかぷかと浮きます。1リットルの容量のポットを使うなら、フタでおさえるようにして、パックが水から出ないようにするのも手です。

 

豆が新鮮なほど、抽出時間は長くかかります。新鮮な豆をじっくりと抽出すると、味わいも増します。

 

忘れた頃に完成するので気長にお待ちください。

香りの水出しコーヒーの作り方

香りと苦みが強く、透明感のある味わいを楽しみたいときは、「香りのアイスコーヒー」もおすすめ。水でできて、時間もかからず、少ない豆量でも作れます。

材料

  • 深煎り豆(中挽き)…60g
  • 水…1リットル

 

道具

  • ドリッパー…1個
  • 有機栽培ネル(もしくはペーパーフィルター)…1個
  • サーバー(もしくは1リットル以上入る鍋やボール)…2個

 

作り方

  • サーバーなどの容器に深煎り豆を入れ、1リットルの水を注ぐ
  • スプーンなどで30秒ほどゆっくりかき混ぜる
  • そのまま10分~1時間ほどおく(新鮮な豆を使っていると、粉が水の表面でどんどん膨らむ。かき混ぜずにそのままおいておく)
  • 放っておいたものを最後に軽く混ぜて均一にする
  • ネルとドリッパーを使ってこす
  • お好みで氷を入れたグラスへ注ぎます

まとめ

今回は、気軽にできる水出しコーヒーのレシピを2種類ご紹介しました。時間のあるときに作っておけば、いつでも家でアイスコーヒーが楽しめます。簡単にできますが、市販品とはまたひとあじ違った味わいです。

 

参考文献:発行・発売 株式会社枻(えい)出版社(2010)『珈琲のすべて』

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