子どもの「お風呂嫌い」を克服するためにできること。
今年も残すところあと2ヶ月。
あっという間に冬が近づき、最近は朝晩の冷え込みが少しつらいところです。
寒いのは苦手ですが、この時期の温泉旅行は好きです。
いつも一緒に旅行に行く友人に子供が生まれ、しばらく行けていませんが、いつかその子が大きくなった時に一緒に温泉旅行へ行く想像をすると、幸せな気持ちになります。
ところが、今年3歳を迎えた友人の子は今、プールやお風呂など水に入ることが苦手だそうなのです。
友人は将来の温泉旅行はもとより、自宅のお風呂、さらに幼稚園や小学校で自宅以外のお風呂にも入ることがあったときのことを考えて深刻に悩んでいました。
思い返すと私も小さい頃、シャワーやお風呂に浸かるのは怖く、苦手でした。
それを両親がいろいろと工夫してお風呂に慣れさせてくれたおかげでお風呂が大好きになったことを思い出しました。
両親の話によると、シャンプーなどの泡でソフトクリーム屋さんごっこをしたり動物の耳を作ったりして遊ぶことでなんとか気を紛らわそうとしていたそうです。
今でも子どもたちは泡で遊ぶのが好きなようで、SNSで「#泡アート」とハッシュタグをつけられた投稿を見ていると、頬に泡を乗せたり文字を作ったりしてお風呂の時間を楽しんでいる子どもがたくさんいます。
子どもがお風呂を嫌がる理由
例えば、海やプールで遊んでいる時に水が鼻に入って痛い思いをしたことが原因で、水嫌いからお風呂嫌いに発展することがあります。
子どもは一度怖いと思ってしまうとなかなかすぐには克服しようとしてくれません。
他にも、水圧が痛い・温度が熱いなどシャワーが怖いという理由や、お風呂で足を滑らせて転んだりシャンプーが目に入って痛い思いをしたなど、水が直接的な原因ではなくてもお風呂場で嫌な思い出があると引きずってしまうこともあります。
「入らなきゃ」から「入った方が楽しい」に
シャンプーが苦手な子には目に入っても痛くない子ども用のシャンプーや、顔に水がかかることを防ぐシャンプーハットの使用などが、できるだけスムーズに入ってもらうためにはおすすめです。
・お風呂でできる特別な遊びを用意する
お風呂でしかできない遊びを用意して、「楽しく遊べる場所」にしてあげましょう。
普段は忙しいお父さんやお母さんと一緒に遊べる、と覚えてくれたら自分から入りたがるようになってくれるかもしれません。
子どもがお風呂に入ることが楽しいと感じてくれるようになると、自分もゆったり浸かることができて嬉しい限りです。
・子どもにお手伝いしてもらう
子どもは大人の真似をしたがり、自分に役割ができると喜んでくれることが多いので、例えば、背中を流してもらったり入浴剤を入れてもらうなどの「お手伝い」をお願いするのも効果的です。
終わった後は「上手だったよ!」「気持ちよかったよ!」などと声をかけてあげると「またやりたい!」と次も楽しみにしてくれるかもしれません。
重要なのは「少しでも水に触れること」
お風呂を「楽しい場所」と感じてもらえたら、次は「水に触れること」も好きになってもらいたいですね。
スムーズに入ってくれても頭や体を洗うのは嫌がることがあるので、少しずつ水に慣れてシャワーの時間も楽しんでもらいたいところです。
子どもにとってはシャワーの水圧が痛いことがあるようなので、シャワーの水圧を弱めてみたり、手から少しずつかけてあげたりなど、水の触れ方を優しくしてみましょう。
肌への触れ方を工夫して水に対する恐怖心をなくし、触れる機会を増やして慣れさせることで克服につながります。
また、気持ちよさそうにシャワーを浴びたり、化粧水をつけるように顔にかけたりする姿を見せると、真似したがるようです。
「基本」を見直してお風呂を楽しく
「楽しく感じさせる方法」と「水の触れ方」を組み合わせて工夫すれば、より早くお風呂嫌いを克服することができそうですね。
お風呂は楽しさだけでなく、安全面も気を遣いたいところです。
子ども用のシャンプーやボディソープを使用していても、シャワーの水に「塩素」が含まれていると肌や髪を乾燥させてしまうので、肌荒れがお風呂嫌いを悪化させることも考えられます。
また、塩素は気化しやすく、浴室内の熱でガスに変わった塩素を大量に体内に取り込んでしまうことになります。
特に肌がデリケートな子どもはアトピーの原因にもなってしまったりするので、シャワーの水の質にも気を付けたいところです。
マルチピュアのシャワー用浄水器(クリスタルクオーツ)ならお使いのシャワーの仕様を変えることなく、お湯の中に含まれる残留塩素をフィルターを通して、無害な物質に変えることができます。
肌や髪のうるおいを奪うことなく、やさしいお水に変えることができるのです。
もちろん大人の肌や髪にもやさしく、定期的なカートリッジフィルターの交換も簡単にできるので、家族全員で安心で快適なお風呂に入っていただけます。
本格的に冬を迎える前に、友人の子どももお風呂嫌いを克服できるといいなと思います。
そしていつか、友人家族と一緒に温泉旅行に行ける日を楽しみにしています。