〜北海道便り11月初旬〜ホクホクかぼちゃとひしほのふろふき吹き大根
千葉県野田市に住む友人から「ひしほ(ひしほ味噌)」が送られてきました。聞きなれない名前のお味噌はいわゆるもろみそのようです。
いま旬を迎えている北海道産大根とホクホクのかぼちゃを調理して日本酒といっしょに「ひしほ」を味わいます。
水はそのまま飲むだけでなく、さまざまな料理に姿を変えてわ
たしたちに力を与えてくれます。
簡単でおいしいレシピや、「北海道便り」シリーズでは北海道ならではの食材とお酒とともに楽しむ献立をなどをご紹介しています。
千葉県野田市に住む友人から「ひしほ(ひしほ味噌)」が送られてきました。聞きなれない名前のお味噌はいわゆるもろみそのようです。
いま旬を迎えている北海道産大根とホクホクのかぼちゃを調理して日本酒といっしょに「ひしほ」を味わいます。
木々の色も鮮やかな色から枯れ葉色に変わっていき、晩秋の空気が日に日に濃くなるこの時期、ヴィンヤード(ぶどう畑)では収穫作業が大詰めを迎えています。3週間ほど続いた収穫作業の最終日、お手伝いをさせていただいた帰り際に昨年のワインをいただきました。生産数の限られた貴重なワインのおともに葡萄ソースのチキンステーキを作ります。
無味無臭でプルプルとしていて口どけもよいアガーというゼリーの素(凝固剤)の存在を知ったことをきっかけに始まった理想の杏仁豆腐づくり。
前回は固さ(食感)を探るべく寒天とゼラチンとアガーの3種類で杏仁豆腐をつくり、いつぞやのおぼろげな私の記憶の中にあるおいしかった杏仁豆腐の食感はおそらくアガーだったのではないか、というところまでは辿り着きました。
残るポイントは甘さ、風味、そして濃さ。
前回の試食で感じたことを元にレシピを修正して、理想の杏仁豆腐を求めます。
今回は中華料理の代表的なスイーツである杏仁豆腐をアガー、寒天、ゼラチン3種類のゼリーの素を使って実際につくってみることにしました。せかっくなのでそれぞれに凝固剤の割合を弱めたものと合わせて6種を準備。
実際に食べてみると、それぞれの固さ(食感)や口当たりはかなり違うように感じました。好みの食感も把握したところで理想の杏仁豆腐を求めて後半へ続きます。
先月初旬から始まった紅葉が一ヶ月かけてゆっくりと平地におりて来ました。
少しずつ色付き始めた木々に「秋」を改めて感じていたある日、待ちに待った朗報が届きました。
「ゆめぴりか」新米出荷開始の連絡です。
今回はこの新米を楽しむべく、自家製いくらをつくります。
北海道の家庭ではお馴染みの優秀な調理器具もご紹介しつつ、間違いなしの秋の味覚をおいしくいただきます。
9月中旬、北海道は日に日に秋らしくなってきました。
道端にはコスモスが風に揺れ、収穫の済んだ畑は綺麗に耕され、秋蒔きの種を待っています
風や気温で季節の移ろいを感じつつ、近所のスーパーへ買い物に出かけると、生鮮売り場では「生鮭」が沢山並んでおり、さらに秋を実感。
秋らしく、きのこと合わせて「鮭の炊き込みご飯」を作ります。
9月に入り、北海道はすっかり風が爽やかな秋を迎えています。
大雪山では早くも紅葉が始まったというニュースが流れ、田んぼも黄色に染まる季節を迎えました。
とはいえ夏野菜にはもう一踏ん張りしてもらいたいところ。まもなく終わってしまうトウキビで炊き込んだご飯をメインに夏を名残り惜しみつつじんわりランチを味わいます。
お世話になっているアスパラ農家のほりぐち農園へ立ち寄ると、自家用の大きなハウスでは、トマト、茄子、トウキビ(とうもろこし)青南蛮、スイカ、ピーマン、ししとうなど、実に様々な夏野菜が食べ頃を迎えていました。お土産にいただいたこの採れたて野菜を使ってトマトベースの煮込み料理「ラタトゥイユ」を作り、本場ドイツのソーセージとワインと一緒に食卓を楽しみます。
日本の夏の風物詩といえば花火、風鈴、それに海水浴と西瓜、その他にも色々と思い浮かぶことかと思いますが、こと夏のおうちごはんといえば、冷たい“そうめん”!!
さっと茹で上げて氷水でしめるだけで、暑さであまり食欲の沸かない時でもするするっと食べ進められてうれしい、今回はそんな夏のそうめんについてです。前編はおいしいそうめんの茹で方を研究、後編はアレンジレシピに挑戦しました。
日本の夏の風物詩といえば花火、風鈴、それに海水浴と西瓜、その他にも色々と思い浮かぶことかと思いますが、こと夏のおうちごはんといえば、冷たい“そうめん”!!
さっと茹で上げて氷水でしめるだけで、暑さであまり食欲の沸かない時でもするするっと食べ進められてうれしい、今回はそんな夏のそうめんについてです。前編はおいしいそうめんの茹で方を研究、後編はアレンジレシピに挑戦しました。
隣町で農家を営む従姉から「ピーマンがとれはじめたよ」と連絡がありました。このピーマンとは、カラーピーマンが色を付ける前に間引されたの緑の「すぐりピーマン」のこと。未熟果とはいえピーマンとして遜色なく、甘く柔らかく香りも良く美味しいピーマンと北海タコを使ってビールにぴたりのおつまみを作ります。
6月、北海道の風景は緑のグラデーションが美しい季節になりました。
近所の畑にはハルユタカの小麦の黄緑色が広がって気持ちがよいこと!
この季節、北海道では「たけのこ」が出回ります。
一般的に「たけのこ・筍」は孟宗竹の若芽のことをさしますが、北海道では姫竹のことを「たけのこ」と呼びます。今回はこれを使って煮物と炒め物をつくります。
今年も丘陵地の広い畑があざやな黄色に染まりました。そして菜の花が満開になると、歩調を合わせるかのように露地栽培のアスパラが最盛期を迎えます。 今日は毎年楽しみに待っていてくれる東京の友人に送るため、 …
最近よく見かけるいわゆる鈍器本を読み始めました。堂々の667ページに渡って描かれていたのは実話をもとにした帯広開拓の初期10年間に生きた人々。ちょうどよく物語に登場した「アイヌネギ」(行者にんにく)をご近所からいただいたので、醤油漬けにして焼いたお肉とあわせ、北の原野へ思い馳せつついただきました。
北海道滝川市では「なばな」が旬を迎えました。同じく旬の北海あさりと一緒にペペロンチーノをつくります。
大自然に感謝しつつ、ワインと一緒に季節の味覚を存分に味わいます。
4月初旬、北海道はやっと雪解けでした。日陰にはまだまだ雪が残っていましたが、陽当りの良い場所は雪もなくなり、ふきのとうが顔をだしました。春を告げる野草を佃煮にして美味しくいただきます。
東北地方を中心に各地で古くから愛されてきた「芋煮」。簡単でおいしく温まるため、キャンプや催し物などでいただくことの多いこの大鍋料理に今回挑戦します。
新米を楽しむための準備として、前々回、前回と炊飯の炊き比べをしてきました。炊飯機との比較、土鍋の形状や水分量など調整していくうち、土鍋を使っての炊飯にもいくらか慣れて、日常的にも時間があるときは努めて炊飯に土鍋を使うようになりました。そこで今回はいよいよ3種の特徴的なお米の食べ比べをしていきます。
前回はじめて土鍋炊飯にチャレンジし、炊き上がりの香りや風味にポテンシャルを強く感じたわたしは炊飯用の土鍋を購入し、自分の理想の土鍋ごはんを追い求めていくことに。炊飯用の土鍋はなんと電子レンジでも炊飯できるとのことで、今回はガスコンロで炊く土鍋ご飯とレンジで炊く土鍋ご飯を比べてみました。「新米をたのしみたい 中編」です。
土鍋で炊くごはんがおいしいという話はこれまでにも何度か“炊飯は土鍋派”の人から聞いたことがありました。わたしは“炊飯器で十分派”ですが、日本各地の新米のラインナップが出揃うこの時期、せっかくならば新米をおいしくいただくために、まずは炊飯方法による違いを試そうと、土鍋と炊飯器でそれぞれ同じ新米を炊いてみることにしました。「新米をたのしみたい」前編です。